基礎情報処理演習(地球工学科1回生T2クラス)

第1回 UNIXシステムの基本的な利用法,インターネット(WWW),電子メール(E-mail)

(教科書第1,2,7章 京都大学情報環境機構 教育用コンピュータシステム・語学学習(CALL)システム利用の手引き 2.5〜2.7)


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今日の演習内容

注意事項


ログイン、インターネット(WWW)

教科書第1章,利用の手引2.6を参照しながら、Linux にログインする。

webブラウザ firefox を起動して,クラスのウェブページを開く。

今後の演習や課題はこのクラスのウェブページの指示に従って下さい。

【一般的な注意事項】インターネットを利用して情報収集をする場合は、その信頼性、著作権等に十分配慮すること。


今日の演習内容(UNIXコマンド)

教科書第1章,利用の手引2.6.3を参考にして、GNOME端末を起動する。

コマンドラインに

date と入力し、returnキーを押す。
DATE と入力すると・・・。
time と入力する。
Time と入力すると・・・。
cal と入力する。
cal 2007 と入力する。

入力が小文字のときに大文字を入力するには、shiftキーを押しながら該当のキーを押す。

大文字と小文字が区別されていることを確認して下さい。

(対話的に)コンピュータに命令したことを実感して下さい。


今日の演習内容(電子メール)

[基礎知識]
・電子メール送受信システムの概要を理解する。
・電子メール利用のマナーを習得する。

[基本実習]
・電子メール利用の際の設定を行う。
・電子メールを送信する。
・電子メールを受信する。
・受信した電子メールを読む。

[発展実習]
・メールの送信エラーに対処する。
・受信した電子メールの内容を編集して、返信する。

諸君のメールアドレス XXXXX@YYYYY.ecs.kyoto-u.ac.jp

XXXXX, YYYYY は登録時に自分で決めて申請した文字列。

忘れてしまった人は、演習の途中で確認できます。その際、メモを取るなどして、忘れないようにして下さい。


今日の演習

この演習では、電子メールを利用するのに情報環境機構からWebブラウザ上で提供されているDEEP mail を使います。

利用の手引き2.7をよく読んで、電子メールの設定、電子メールを送信する方法、受信したメールを読む方法、シグネチャー(署名)の作成など、電子メールの使い方全般について練習して下さい。

  1. DEEP Mail のページにログインする。

1.1 まず、以下のいずれかの方法でログイン画面を表示する。

(1)Webブラウザをこのページとは別に立ち上げ、URL https://mail.ecs.kyoto-u.ac.jp/cgi-bin/index.cgi を入力する。
(2)デフォルトのウェブページ(情報環境機構)からリンクをたどる。

注意:場合により、SSL経由でログインするように指示する画面が表示される。

1.2 ログイン画面が表示されたら、ユーザID(利用コード)とパスワードを入力する。

1.3 正常にログインできたら、『メールホーム』のページが開くので、確認する。

  1. DEEP Mail ページの情報確認

『メールホーム』ページ下欄の「お知らせ」をよく読む。

新着メールが受信されていたら(上側「個人メール情報」を確認)、『受信トレイ』などのページに移動(フォルダマークかフォルダ名をクリック)し、メールを読む。
メールを読むには、件名をクリックする。(下欄に本文を含めたメール情報が表示されます。)

京都大学情報環境機構からのお知らせがあった場合は、注意して読んでおくこと。

添付ファイルがあるメールの場合は、ウィルスメールの可能性もあるので、慎重に取り扱うこと。

  1. 電子メールの設定(個人情報)を行う。

『オプション』→『個人情報の変更』のページに進み、自分の氏名、所属を入力する。
『オプション』→『個人環境の設定』のページに進み、
『署名』で、署名を作成する。署名には、最小限、氏名、所属、電子メールアドレス、が明記されていること。(利用の手引26〜27ページのCOLUMN参照のこと)
『基本環境』で、新着メール自動確認(はい,3分)とする。【本演習終了後、自分の使用状況にあわせて設定しなおしておくこと。】
『メール作成』で、送信メールに署名追加(はい)とする。

日本語←→半角英数字入力は、[Shift]+[Space]で切り替わる。

  1. 自分自身を宛先としてメールを出す。

『メール作成』をクリックすると、新しいページが開くので、宛先欄に自分自身のアドレス、件名(適宜、「テスト1」など)、本文(適宜、入力した日付など)を入力し、間違いがないか確認してから、『送信』ボタンをクリックして送信する。

あなたの電子メールアドレスは画面の右上(LOGOUTボタンの左横)に表示されている。

  1. DEEP Mail をログアウトする。

必ず、右上の『LOGOUTボタン』をクリックして、ログアウトする。

  1. もう一度ログインして、先ほど自分宛に出したメールが読めるかどうか確認する。(メールの読み方は2.を参照のこと。)
    メールの到着には少し時間がかかることもあるので、届いていない場合は少し待つ。

5分ほど待ってメールが届かないときは、『受信フォルダ』にいき、「新着確認」(画面上一番左)をクリックして、受信を確認する。

件名:Returned Mail・・・、送信者:Mail Delivery Subsystem などのメールが届いたとき。これは、送信した電子メールアドレスが見当たらなかったので、システムから送信エラー(不達通知)が返信されてきたものである。内容を確認し、もう一度正しいアドレス宛にメールを出すこと。

さらに待っても何のメールも届かないときは、宛先を間違って送信したが、偶然そのアドレスが存在して配信されてしまった可能性がある。『送信トレイ』もしくは『送信済み』にいき、正しいアドレスに送信したかどうか確認する。間違っていた場合、誰か知らない人に迷惑をかけていることになるので、なるべく間違った相手にお詫びのメールを出す。(日本語が読める保証はないので、できれば英文で。)宛先は間違わないよう十分に注意すること!!

(利用の手引き2.7.3 は、時間のあるときに試してみる。)

  1. 教科書第7章「安全なネットワークの利用」、利用の手引26〜27ページの「COLUMN」をよく読む。

【一般的な注意事項】電子メールは送信先に100%届いていないのが現状です。重要な内容は、送信しただけで安心するのではなく、相手先が受信したかを確認すること。


今日の提出課題

メールの宛先を絶対に間違わないよう十分注意すること。

  1. 指示するメールアドレス宛にメールを出す。

件名(サブジェクト)には、自分のフルネーム(全角文字。例:地球太郎)を記載する。

本文には、1行目に「基礎情報処理演習」(全角漢字で、「」はいりません。)、2行目にフルネーム(全角文字)、3行目にフルネーム(半角英字。例:YAMADA Taro)、4行目に学生番号(半角英数字)、5行目に自分の座席の位置(例:左列・5番目)を記載する。最後に必ず自分で作成した署名(シグネチャー)が入るようにする。

  1. メールが正しく届けば、しばらくして返信が届く。(同じ内容が転送されただけのもの)

    ■指定の電子メールアドレスに課題メールの受信が確認されたこと(返信があったこと)
    ■アンケート(紙ベース)の提出があったこと
    の2点をもって出席とします。

メールの送信が全くできなかった者は、口頭で申し出ること。


おまけ

1.課題が終わった人は、友達同士で電子メールを交換しあい、便利さを実感して下さい。もちろん、本演習を受講していない学内外の友達に出しても構いません。なお、授業時間内に携帯メールを利用してはいけませんが、本日に限り、本演習の受講生から届いたメールに返信することを認めます。
※電子メールの仕組みは世界中で同じですが、読む環境はそれぞれです。受信文字数が限られていたり、添付ファイルが受け取れなかったり、通信が有料だったりする場合もあります。相手のことを考えて送信しましょう。

2.利用の手引きやDEEP Mail のヘルプ(左下の「?」ボタンをクリック)などを参照しながら、以下の使い方を試してみる。

受信した電子メールの内容を編集(引用)して、返信する
メッセージの消去
住所録への登録
メールボックスの作成・管理
メールの振り分け(分類)

※できれば、「基礎情報処理演習」というメールボックスを作成して、本演習で利用した電子メールを保存して下さい。

メールの宛先を絶対に間違わないよう十分注意すること。

教科書第7章「安全なネットワークの利用」、利用の手引26〜27ページの「COLUMN」を必ずよく読むこと。


次週までに

演習に関する質問は随時電子メールで受け付けます。ただし、必ずFAQを読んで自分で解決する努力をしてから質問して下さい。また、内容によってはすぐに回答できないことがあります。

質問受付電子メールアドレス: 初回演習時に指示したアドレス


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